カップリング研究:源×健



コジケン的源健の見どころ
いやよいやよも好きのうち?



コジケン的源健の見どころ

1.男らしい若島津
日向の前では原作でさえ女々に見えることもある若島津ですが、ライバル・若林に対してはたいへん強気で男らしい。当然敬語も使いません。日向には決して言わないようなセリフ、「貴様、何をする!」とか「ふざけるな、放せ!」とか言って、本気で抵抗してくれるかも・・・(何されてるの一体)。

2. 堕落の美学
日向が「この人になら何をされてもいい」相手なら、「こいつにだけは何もされたくない」のが若林。誇り高き若島津が死んでも弱味を見せたくない相手。よりによって一番嫌な奴に・・・という屈辱に耐える姿がたまらない。そのプライドずたずたの堕ちように大興奮。もうSだかMだか・・・。

3.日向さんの動揺
常日頃「俺のもの」くらいにしか思っていない若島津がまさか! それも若林・・・キーパー同士、国際試合ではいつも一緒、若島津の方がヘンに執着している、しかも若島津より強い。有り得んことでは・・・許さん、あの野郎!! と、たまには日向さんにもバタバタしてほしい・・・。

いやよいやよも好きのうち?

若島津ファンの常として、私も若林源三さんについては複雑な感情を抱いております。
Jrユース編連載の頃は憎んでいたと言っても過言ではありませんが、その当時でさえ、なぜか源健は好きでした。こういう人は多いらしく、原作を読んでは「源三憎し」で固まっているのに「コジケンの次に好きなカップリング」に源健を挙げる人は昔から跡を絶ちません。
ここでは、コジケン派を惑わす源健の魅力に迫ってみたいと思います。

他のページでさんざん日向との関係について書きましたが、若島津にはもう一人宿命の相手がいます。それが若林源三です。
これがまた同じキーパーとは思えないコントラスト。男っぽい容姿、エラそうな性格、堅実な守備が売りの若林に対し、長髪女顔で細身、無口、曲芸まがいのプレースタイルの若島津は、まさに若林のアンチテーゼとして作られたキャラクターだと言えるでしょう。しかし、日向とは一見主従関係のように見えても実質は対等な「光と影」の組合せですが、若林とは言わば「正統と異端」。ライバルとはいえ若林の絶対的優位が揺らぐことはありません。

若林と若島津の間にあるもの−−それは若島津の一方的な葛藤と執着です。
常に余裕の若林とギリギリ状態の若島津。ライバルとして反発しながらも、本当は自分が一番よく奴の凄さを知っている。弱味は見せられない、でも本当は誰よりもわかり合っている。・・・この設定だけでいくらでも話が作れそうですね。アニメのオリジナルストーリーでキーパー交替ネタが多かったのも、この二人の「一番の敵であり一番の味方である」という関係がドラマになりやすかったからでしょう。森崎や中西では若林の引き立て役にもなりません。かませ犬にも格というものがあるのです(書いてて悲しい・・・)。
しかし、カップリングとしての源健には、さらに重要な要素があります。

それは「日向さんというものがありながら」です。
若島津が若林にかまけているとき、日向はいったいどうしているのでしょう。日向との関係が強力すぎて、他の誰と組み合わせても「妻の不倫」に見えてしまうのが「○○×健」の特徴です。中でも源健は、ライバル意識とはいえ若島津の方が執着しており、そのうえ若林の方が圧倒的に強い(これは原作の力関係上どうしようもない)という極めて危険なカップリングです。
「日向なんかのどこがいいんだ」 「うるさい! おまえなんかに何がわかる!」  どんなときも日向を想う若島津。でも心のどこかで若林にも惹かれている。いやよいやよも好きのうち。ああ宿命の相手が二人・・・。

つまり、源健の魅力とは「禁断度の高さ」にあると言えるでしょう。
「日向さんというものがありながら」 「よりにもよって若林に」という、コジケン派で健ファンでアンチ源三の私には最大のタブーである状況が、逆に異様な興奮を呼び、倒錯した快感を生むのです(うう・・・ほとんど変態・・・)。
昔アニメで若島津が若林に「あんたの代わりは俺が・・・」みたいなことを言ったことがあり、ひどく興奮した覚えがあります。若林に「あんた」なんて! 日向さん以外の人に!! 飛田さんの声でそんな!!!  ・・・結局コジケンという土台があってこそ、ということでしょうか。夫婦仲がよいからこその不倫願望。禁断の恋は禁断のままでこそ美しい。そして最後は日向さんの元へ・・・しょせん私はコジケン派・・・。

つきましては、ユース以降の「ああ若林若林、若林なしでは夜も日も明けず」状態の若島津をなんとかしていただきたい。
横っ面の2、3発もひっぱたいて、目を覚ましてやってくださいよ日向さん。イタリアでもどこへでも連れてっちゃってください。「俺はおまえをどんなことをしてでもイタリアへ連れて行く」って言えば、ついてきますから若島津・・・。
(真の源健派の方すいません。ちなみに私も今は源三がけっこう好きです。続編シリーズで、中学生編より良くなったと思えるのは源三さんだけでした。ワールドユース編で印象的だったのは、中国戦で源三がペナルティエリアの外から1点決められた場面です。1点取られるたびに大騒ぎですね・・・。試合シーンも描かれず6失点7失点の若島津とは扱いが違います。うう・・・自虐的・・・。) 


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