コジケンさんのための「新田→健のおいしい召し上がり方」



皆さまこんにちは、小次健派内新田→健愛好グループ(総勢2名)代表の三木ミキコです。何故いま「新田→健」か、という疑問については拙稿「カップリング研究 新田×健」をご覧いただくとしまして、ここでは実際の新田→健作品をご紹介しながら、そのコジケン的萌えポイントについてお話ししたいと思います。なお「新田×健」「新田→健」と二種類の表記が混在しておりますが、この二人の場合どっちでも同じことなので深く追究されませんようお願い申し上げます。

まずは小次健派内新田→健愛好グループ幹部(ご本人未承諾)のもんぷち様の作品をご紹介しましょう。

★年の差の恋に10のお題 「Hayabusa Kid」 ※現在Pixivで読むことができます。詳細は作者様にお問い合わせください。

私の理論を自らの作品をもって証明してくださいました(というわけではないでしょうが)。長々と考察を書きながら具体的な新田×健ネタが浮かばない私に、鮮明なイメージでその萌えどころを描写してくださった素晴らしい作品です。もうとにかく新田がカワイイのなんの。生意気な年下君から高嶺のマドンナへのせつない横恋慕を描いた傑作で、コジケン的観点を抜きにしても非常に萌えます。
が、やはりこの作品は紛れもなくコジケン小説なのです。新田視点を使ってたいへん巧妙にコジケン派のツボを押さえている。そのあたりをお二人の方が見事にビジュアル化してくださったので、以下ご紹介させていただきます。

■ツボその1 : 魅惑のツンデレ姐さん (イラスト/志賀島みい様)



しかみい様が上記作品をイメージして当サイトのお絵かきBBSに描かれたイラスト。お堅い印象の勝気な令嬢というのはただでさえ妄想をかき立てるものですが、そのうえ若島津の場合「日向だけに見せる無邪気な笑顔」という隙があります。完全に隠すのでもなく、丸見えでもない、絶妙なチラ見せ加減。ヘアヌードよりもパンチラの方がソソる、という心理ですね。これが周りの人間にはたまらない。普段自分に向けられる顔とのギャップにとまどい、「あのクールな姐さんがボスの前ではあんなことやこんなことを…」などとつい想像し、過剰に恋心を募らせてしまうのも無理ないこと。新田の気持ちにシンクロし、見えそうで見えない日向と若島津の関係性に激しく煩悩してしまうのです。

■ツボその2 : 見苦しいボスの嫉妬 (イラスト/M−クロウ様)




クロウ様が私の新田×健研究を読んで当サイトのお絵かきBBSに描かれたイラスト。コジケン派にとって「○○→健」の醍醐味といえば「嫉妬に狂う日向さん」ですが、日向VS新田には単に色恋沙汰というだけでなくポジション争いの問題も絡んできます。舎弟だと思って油断しているうちに若島津の近くで存在感を増す、成長著しい新田。「遠距離の恋人VSそばで見守る弟」に「追われる立場のエースVS台頭する若手」の構図が重なり、さすがの日向もイライラする。「新田、てめえ調子に乗ってんじゃねえ!!」みたいな台詞にも説得力があるわけです。緊迫した状況でますます燃え上がる若島津への執着と独占欲から、いつにも増して激しく執念深いプレイを見せてくれることでしょう。

いかがです、「新田→健、結構いいかも」という気分になってきませんか。
もんぷち先生によりますと「隼は自分より大きな獲物をも捕食する(by辞書)」とのこと。身長差など恐れるに足りません。もし「自分も新田→健を書いてみたんだけど…」という方がいらっしゃいましたら、速攻で駆けつけますのでご一報ください。
ちなみに上記もんぷち様作品には日向視点で書かれた続編「Hayabusa Kid Returns」もございます。これがまたわざわざ私の煩悩を具体化してくださった(というわけではないでしょうが)激萌え作品v もんぷち様の小説部屋にてお楽しみください。

以上をもちまして、コジケンさんのための「新田→健のおいしい召し上がり方」講座を終了させていただきます。ご協力くださったもんぷちさん、しかみいさん、クロウさん、素晴らしい作品をありがとうございました!
もんぷちさん、作品分析みたいになっちゃってごめんなさい(土下座)。


■おまけ (私に描けるのはこの程度)




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